~親は子どもがいくつになっても親である~
よくそういう言葉を聞くけれど
子どもが成人したら親の役目は一旦卒業で
あとは子どもが困った時の支えであればいい…
という考えが一番理想的なのだろう。
子どもへの自責の思いが強い私は
諦めが悪く神経質な親になってしまっている。
何とかしたい・・・
少しでも快方に向かってほしい・・・
そのためにいつも子どもに気を配ってばかり。
これじゃ、自分も子どもも、周りの人だって
息苦しくなる…ということにようやく気付いた。
それは元々の娘が私に対して
怒りの感情を持っていることがわかったから。
子どもにとっていい親でいようとしても無意味で
子どもには伝わっていなかった。
怒りの感情を消せないものかと
いろいろ考えたところで過去は変えられない。
子どもの私への感情は消えることはないだろう。
そう考えると、少しでもいい親でいようと
がんばらなくてもいいと思えた。
どうせ失敗してきたのなら
無理に挽回しようとがんばることはない。
諦めなのかもしれないけれど
それでもいいと思う。
一生懸命になればなるほど
様々なところに歪が生じる上に辛くなる。
精神疾患がある子どもといっても、
実際には成人なのだから
いつまでも私が必死になる必要はないんだ…
もう頑張らないで少し肩の力を抜いてみよう…