しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

真実はどこにあるのか

どんな事にも真実があり、

事件や事故ならその真実が立証されていく。

しかし世の中には

必ずしも真実が明らかにされない場合もある。

 

カサンドラになりかけている我が子は

まだ解離性同一性障害を持ち続けている。

「人格交代することがなくなってきた」

本人がそう言っている以上、

その言葉を信じることが家族である私の役目。

でも、心のどこかでは

もの凄く冷静な自分も存在したいて

「本当に人格交代していないだろうか?」

「これがこの子の本心だろうか?」

などと、少し疑っているところがある。

 

解離性同一性障害

簡単な言葉で言い換えるなら多重人格障害

基本人格以外に最も多い時なら

25人はいたように思う。

下は6歳から上は40歳までで、ほぼ男性人格。

女の子は2人だけ…

元々の娘とギャルっぽい18歳の子がいた。

ずっと対応していると

表情、目つき、話し方、声色などで

誰が表に出てきているかわかるようになった。

そして…今夜も電話で話していると

久しぶりに元々の娘が出てきた。

もっと早くにこの子の変化に気づいていたら…

その後悔がどうしても消えないから

いつも声を聞くだけで涙が止まらなくなる。

 

人格間で記憶を共有できているから

もし日常生活で交代しても上手く過ごせていると

聞いてはいるけれど

これもどこまでが本当なのか…

疑い出すとキリがなくなる。

人格Aと人格B、両者の話がかみ合わないとなると

当然、真実は見えなくなる。

故意にそうしている訳でなく

それがあくまでも現状というならば

真実探しをしないで

目の前の我が子を受け入れ、支えるほかない。

 

本来の人格に戻ることが幸せなのか・・・

その時々に対応できる人格へ交代することが

幸せなのか・・・

真実はどこにあるのか・・・

 

本当に不思議な体験をしていて

頭と心の整理がつかないことが多い。

でも、自分に課せられたこの状況を

なんとか乗り越えたい。

私にしかできないことだから・・・

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