人の五感の中には
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚があり
様々な経験をすることで鍛えられていく。
特に味覚は食欲との関わりが大きいから
その人の経験が大きく影響するように思う。
先日行った「厚岸」の漁協で
新鮮な魚介類を仕入れた。
牡蠣、北寄貝、秋刀魚…
今までに食べたことはあるものだけど
採れたてのものは見た目から違った。
〜鮮度は高いものは美しい〜
そして帰宅してから
その鮮度の大きさ…というか
新鮮な魚介類の生命力…というか
とにかく今までに経験したことのない
海の幸のパワーと美味しさを知ることになった。
その日は帰宅が遅く
手をつけることは出来なかったから
普通、鮮度は落ちている…と思っていた。
しかし❗️
１日経っても貝類は元気に生きていて
秋刀魚を刺身で食べることは生まれて初めて。
（鮮度が高いというのはこういうことなんだ）
２日経っても魚はキラッキラしていた。
見た目だけじゃなく
味は今まで食べたことのない
自然の甘みが鮮度を教えてくれた。
焼いた秋刀魚を甘いと感じたことは
生まれて初めてで
腑は取るもの…と教えられてきたけれど
新鮮なものは食べられると聞き
いざ食べてみると…美味しい‼️
あの苦かった腑は鮮度が落ちていたからなんだ…
人生の大半を損した気分。
食に関してのこの感覚は
その土地で口にすることで変わるものなんだと
改めて感じた。
人にとって五感はとても大切なもの。
みんながみんな
今回のような経験ができるわけじゃないけれど
できるだけいろんな経験をすることは
五感はもちろん
自分自身の感覚を磨くことになると私は思った。
〜どんな経験も自分を研ぎ澄ますことができる〜
５０を前にして生まれ変わった味覚と
今経験しているすべてのことを大切に…
ずっと忘れないでいたい✨
