今日は5月第2週目の日曜日
〜母の日〜
母親らしくない母として18年。
無我夢中で子育てをしてきた気がする。
育児というものはいきなりぶっつけ本番で
しかも子どもを守るという責任がある。
子育ては
子どものすべての責任を親が背負う。
それが成人になり
自分の責任は自分で背負うようになる。
しかし、成人までは親の責任下にある訳で
私の場合、様々な子どもに対しての評価は
親である私への評価のような圧力があった。
子どもとの関わりは日々発見で彼女によって
自分も成長させてもらえたと思っている。
ただ…周りの環境が私たちを追い込んでいった。
でも、母子ですべてのしがらみから逃れるように
移住して良かったと思う。
無事に成人した彼女は
今、私の元を離れてしっかりと生活している。
「解離性同一性障害」は完治していないけれど
その病を理解してくれる友だちと
一緒に過ごせるまでになった。
それは私にとって何よりの「親孝行」だ。
心の病を知った時
この子の病を理解してそばにいてくれる友だちが
できるか不安だった。
一生自分がそばについていなければいけない…
そう思った。
今でも解離してしまうことがあるけれど
私以外に理解してくれる人がいることは
とても大きな安心である。
親孝行とは
「親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと」
と書かれているけれど、私にとっては
彼女がしっかり自分で物事を考えて
自分で行動できるようになったことが
親孝行だと思っている。
ゴールデンウイーク休暇から寮へ戻る時
彼女は私にプレゼントをくれた。
「少し早いけど…
母の日と誕生日一緒にしちゃった〜🎶」
開けてみると丸くて可愛いピアス❗️
彼女の気持ちが嬉しかった。
そして「今日は友だちと出かけてくる～」
という学生生活を楽しんでいるLINEも
最高のプレゼントだ。
いろいろあったけれど・・・
今は彼女を産んで良かったと心から言える。
～母の日と親孝行～
貴女のお母さんにしてくれてありがとう✨
