しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

困難というギフト

子どもの「解離性同一性障害」を理解したくて

当事者の方のブログを読むようになり

ある女性のブログをフォローしている。

彼女はもう成人しているけれど

カウンセリングを続けている状態。

その彼女の新しいブログが投稿された。

 

今回投稿された内容は私の心に強く響いた。

多重人格に憧れる人に対しての

彼女の思いが綴られていたのだが

被害妄想に偏るでもなく

ご自身の現状を理解・分析した上で

自分の意見を書かれていた。

その理解・分析という点を読んでいて

思わず子どもの状態と重ね合わせて考えていた。

 

ー解離は人が究極の状態に陥った時にとる

 防衛反応であり

 自分は解離しなければ生きてこれなかった。

 だから自分の中には自分だけの応援団がいて

 心と身体を守ってくれているー

 

彼女はそのように捉えていた。

確かに、子どもの話によれば「適材適所」という言い方が正しいかどうかはわからないが

それぞれの人格たちの得意とする役割を

果たしているように私は思った。

そして更に・・・

 

ー解離はある意味“能力“であり“ギフト“だと思うー

 

このように続いていた。

交代する際に頭痛がしたり

身体に影響が出る場合もあると聞いている。

それでも「生き抜くため」の術だと捉えれば

耐えられるということでしょう。

ちょうど先日、子どもから

同じようなことを聞いたところだったので

納得できた。

 

親としては解離は

あくまでも「病気」として認識し、

そこから抜け出して欲しいと思っていた。

しかし、人の考える「幸せ」には

様々なカタチがあるということを

彼女のブログから改めて学ぶことができた。

 

当事者ではないだけに

まだまだ理解・分析を学ぶことが必要だと

感じている。

そのためにも彼女のブログを読み

これからも応援していこうと思う。

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