しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

灯台のように

自分が意識していない間に

大切な人を傷つけてしまっていることって

後からわかると…とても悲しくなる。

守っていたつもりが守れなかった…

そう思うと自分の無力さを痛感する。

 

たったひとりのわが子のことを

守ってきたつもりだったけれど…

「あなたも他の大人と同じ」

そう言われて

自分は何をやってきたんだろうって

愕然としてしまった。

 

今までに書いてきたけれど

我が子は解離性同一性障害

ずいぶんと落ち着いてきたけれど

未だに幼少期のトラウマから

抜け出せないでいる。

昨夜…私のちょっとした苛立ちを察知して

過呼吸を起こした。

そして人格交代があって…

最初の子ども、元々の人格が現れた。

自分の子どもとは思えないくらい冷淡で

私の心に刃を突きつけてくるような

厳しい物言いをしてくる。

それはきっと

言いたくても言えなかった声を

今、私にぶつけてきているんだと思う。

 

以前は

元父親を思い出すと過呼吸を起こしていた。

今でも過呼吸になるのは

元父親に無視されることが繰り返された結果だと

本人は言っている。

でもそれは…元父親が原因かもしれないけれど

それに早く気づいていれば

こんなことにならなかったはず。

子どもを守っているつもりが守れてなかった…

だから「他の大人と同じ」と言われたんだと

やっと気づけた。

子どもが

「成人したら早く一人暮らしをしたい」

そう言っていた本当の理由にも気づけた。

私がそばにいる事は

幼少期を思い出すキッカケにもなるから。

辛かった過去を思い出すキッカケ要素から

少しでも離れたい思いがあったんだなって。

 

必死に守ってきたつもりでいた。

私しか守れないと思っていた。

でもそれは思い上がりだったみたい…

 

過去を振り返れば

悲しみよりも虚しさしか湧いてこない。

何やってきたんだろうって。

でも、

どんなに悔やんでも過去は変えられない。

どんなに謝っても

この子の記憶を書き換える事はできない。

今の私に出来ること…

それはこの子がこれからの人生を

自分らしく生きていけるように見守ること…

それしかないと思う。

解離性健忘によって

子どもの記憶から元父親の記憶や幼少期の記憶は

かなり消されてる。

最近のことでも人格交代することで

記憶を繋いでいると話していた。

数少ない記憶を大切に…

消された部分を上書き出来るような

楽しい人生を歩めるように…

 

〜この子の灯台になる〜

それが私に課された使命なんだろうな…
f:id:ShizukuAmano:20220705003503j:image