しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

自分を褒める

今年最後の仕事を終えた夜

このブログに何度も登場している

小学の時の恩師と1年半ぶりに電話で話した。

メールのやりとりはしていたものの

なかなかタイミングが合わなかったけれど

ようやく先生の声を聞くことができた。

 

子どものこと

仕事のこと

健康のこと

家族のこと

コロナのこと…

いろんな話がどんどん出てきて

気がつけば1時間以上話していた。

 

私の拙い文章(ブログ)から

いろんなことを読み取ってくださっていて

それぞれの問題に対しての

先生の言葉を聞いているだけで嬉しくなった。

その中でも

「貴女の子育ては間違っていないよ」

「自分を褒めてあげなさい」

この言葉たちはとても心に響いた。

 

子どもが小さい時には子育て本を

子どもの精神疾患に気づいてからは精神医学書

読み漁った時期もあった。

でも、それらに書かれていることはあくまでも

参考にするに留めていた。

どんなに偉い方が書かれていても

どんなに素晴らしい事が書かれていても

自分の想い、自分の子育てが

すべてそれに重なることは無いから。

〜十人十色〜

みんなそれぞれに違う。

そして子育ての正解は一つじゃないと思う。

 

そんな考えの私は周りから見れば…

変わった母親と思われてきただろうし

今もそうかもしれない。

子どもの思うようにさせることが放任だと

言われてしまうかもしれない。

 

世間体を気にする家庭で育った私にとって

今の自分は間違いだらけの親かも…

そう思ったことは何度もあった。

でも先生と話していて

自分の子育ては間違っていないんだと

自信とまではいかないけれど

認めてもらえた嬉しさが心に広がった。

 

「移住」と言えば響きがいいけれど

心のどこかでは

「逃げてきた」という

ネガティブな思いがあったのは事実。

でもそのネガティヴな思いを払拭する状況を

何としてでも作りたくて

もがき苦しんだ3年間を先生は見ていてくれた。

 

「自分に「良くやった!」って

        褒めてあげるんやで」

 

先生が何度か言って下さったこの言葉が

私の3年間を救ってくれた。

何歳になっても

「褒める」「褒められる」ということは

少し照れくさいことではあるけれど

自分を癒し、さらに前に進む力を与えてくれる。

 

自分で自分を褒めると同時に

先生の生徒でいられたことが嬉しくて

本当に幸せだと改めて思ったひと時だった。

f:id:ShizukuAmano:20221230072306j:image