年の瀬も押し迫ってきて
おせちや年越しの準備に忙しくなってきた。
近年、どんどん昔ながらの風習が薄れてきて
簡素になることが良くもあり寂しくもあり…。
実家も嫁いだ先も同居のせいか
とにかく大変だったから…
残念ながら楽しいイメージが無かった💧
でも今は自分の感覚で簡素化しつつ
子どもに伝えておきたい風習は取り入れている。
そう言う意味では私にとっては
おせちや年越し蕎麦は欠かせないもの。
おせち料理についてはそれぞれの由来も伝えている。
年越し蕎麦も簡単に由来を教えていたけれど
詳しく調べると…
私自身まだまだ知らない事もあるとわかった。
ちなみに年越し蕎麦は鎌倉時代から始まり
最初は貧しい民のために振る舞われた
「蕎麦餅」が元々だったという。
その翌年それを食べた人の運気が上がったことから
年越しに蕎麦を食べるようになった…という。
他にも「願掛け」の意味もある。
↓
1・長生きできるように…
蕎麦のように細く長く過ごせることを願って食べる
2・今年の不運を切り捨て
来年を幸運で迎えられるように…
蕎麦は切れやすいため
今年の苦労や不運を綺麗に切り捨てて
新しい年を迎えるため。
3・金運が上がりますように
昔の金銀細工師は
細工で散らかった金や銀を集めるために
蕎麦粉を使っていた。
そのため蕎麦で金を集めることから
金運が上がるとされている。
4・来年も無病息災でありますように…
蕎麦は風雨にさらされても日光を浴びると
再び元気になる作物。
そのため蕎麦のように何度も元気に蘇るように
という願いが込められている。
2番目にある「不運を切り捨てる」について
「切る」という言葉の響きは縁起がよくないと
教えられ思い込んでいた。
でも今年になって
「髪を切るのは心の整理に繋がる」とか
今回のように「不運を断ち切る」とか
要するに捉え方次第なんだと
改めて気づかされた。
人それぞれの考えや思い、捉え方がある。
願掛けする人もしない人もいる。
私は願掛けする方で、今回の年越しは
新年に節目を迎えることもあるから
大切に過ごしたい✨