握りしめてる手を緩める余裕
大切な宝物は
誰でも自分でしっかり抱えていたいもの。
子どもが大切なおもちゃやぬいぐるみを
いっしょうけんめい握りしめて
手放さないみたいに…
大人だって、そういう事はあると思う。
大切な人や物…
愛しい存在…
手放すということは
自分にとっては悲しく寂しいと感じることだから…
誰もそんな想いをしたくなくて
なかなか握った手を緩めることが
できないんだと思う。
でも…自分がどれだけ大切に想っていても
相手の気持ちがそばになくなってると感じた時や
さらに成長しようとしてる時…
大切だからこそ握りしめてる手を
そっと緩めることも大切だったりすると思う。
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子どもが成長していくと
大体は親離れして自分の道を歩いて行くのに
結構、子離れできない親は多い気がする。
いつまでも子ども扱いしていたり…
子どものすべてを把握していないと
不安になってしまったり…
子どもに依存しているともいえるかも。
私もその傾向があった。
でも、いつまでも傍にいられるわけじゃない。
いずれはひとりで生きていかないといけないから。
ぎゅーっと握っていた手を
少しずつでも緩めることもしないと。
大切だからこそ…
愛おしいからこそ…
いつまでも握りしめてないで
ゆっくりでいいから緩めたい。
子どもの幸せが自分の幸せ
この言葉は、子どもにとって重たい足枷になる。
いくつになっで親は親で、子どもは子ども。
私も親であり、まだ子どもでもあって…
どちらの気持ちもわかる。
親としては子どもの幸せ願うし
子としてはもう一人前の人として認めてほしいし。
気持ちが矛盾を起こしそうになるけど…
見守ることと依存は違うから。
そのことを自分なりに
ちゃんと納得していたいと思う。
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大切な愛おしい存在は子どもだけに限らなくて…
きっとみんな、大切な人は居ると思う。
そういう人が…
「一生あなたと一緒にいて、あなたを守ります!」
そんなことを言ってくれて
ぎゅーっと手を握りしめてくれると嬉しいけど…
自分は言える?
私は自問自答します。
だって…そんなカッコいいこと言っておきながら
急にいなくなった人も過去にいたから(笑)
それに…
私はそんな言葉だけの人になりたくないから。
私が大切な人に伝えたい言葉は…
「たとえ距離は離れていても、いつも想ってるよ。
心はいつもそばに、寄り添っていたいから。」
そう言って優しく手を添えていたい。
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相手を大切に想うから手を離さずに握りしめる?
相手を大切に想うからこそそっと手を緩める?
どちらでもいいと思う。
自分が心地よく納得できるなら。
人の愛情表現はそれぞれ。
手の緩め方も人それぞれ。
結局いちばん大切なことは
自分がどうしたいか…⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎