昨日、競泳の池江璃花子選手が100mバタフライで
見事に復帰、そして優勝した。
会場に入場した時の
「ただいま」
その姿を見ただけでも感動していた私。
白血病とわかってから2年…
どんな思いをしながら戻ってきたのか…
ものすごい努力と
戻りたい想いの大きさ、深さ…
彼女の心の強さを感じずにいられなかった。
私の子どもも
競泳のジュニア選手のハシクレだったから
練習の大変さや種目ごとの難しさや
選手としてのメンタルの大切さは
ずっとそばで見てきた。
それ故に
池江選手の心中と並々ならない努力は
ものすごく心に響いてたまらなかった。
彼女のインタビューの中の言葉
「…何番でも…
ここに居ることに幸せを感じようって思った…」
彼女ほどの選手なら試合に出て当たり前。
でも…
その当たり前から離れたからこそ
一試合の重みを今まで以上…それより…
もっと違う意味の重みを知ることができたと
私は思う。
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当たり前のことができなくなる…
入院は、一般人でも筋力が落ちる。
私も2年前の手術後
痛みは無くなっても階段の昇り降りができなくて…
何もできなくなった自分に
ものすごくショックを受けた。
歩けて当たり前
階段での移動は当たり前
物を持つこと、日常生活、全ての当たり前が
当たり前じゃなくなった時…
初めてこの場所(日常生活)に居ることが
どれだけ幸せかを感じ、知ることができた。
辛くて悲しい想いもしたけれど
この経験が今の自分の土台の一部。
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泳ぐことができる幸せ
仲間と一緒にいられる幸せ
試合会場に居ることができる幸せ
多くの幸せを知った池江選手だからこそ
これからの試合を大切にできると思う。
心からエールを贈りたい⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
何番でもここにいることにしあわせを感じよう