しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

子どもを産み育てるということ

ここ数日、幼い子が虐待されて命を落としていたと

いうニュースが目につく。

今に始まったことではない

「虐待」「ネグレクト(育児放棄)」

時には生まれたての命を遺棄する人もいる。

 

子どもって…授かりものなのに。

 

そういう意見はもちろんだと思う。その一方で心から

望まないのならば「産まない」という選択肢ちゃんと

考えるべきだと私は思う。

いかなる理由があったとしても、産むと決めた以上は

母親としての覚悟を持ってほしい。

子どもを産み育てるということは、その子の命や

幸せを守ることだと思う。

もちろん最初から完璧な親になどなれないけれど、

「この子の為ならどんなことも頑張ることができる」

という気持ちが大切なのではないかな。

命を粗末にしてはいけない…それは当然のこと。

でも、望まない命を宿してしまったのなら、冷静に

決断することも必要だと思う。

考え方に矛盾があると言われるかもしれないけれど、

宿してしまったからといって仕方なく産んで本当に

大切に育てられるの?ということが言いたい。

中絶といった命を殺める行為は極力避けるべきことで

ある。

中には親の身勝手な判断という人もいるだろうけれど

それについては違うように思う。

なぜなら、その命の行く末、そして自分の人生、

すべてを考えての判断なのだから。自分都合で

虐待して命を奪う方がよほど残酷だと思う。

子どもを産むことは簡単かもしれない。

けれど、育てるということには覚悟がいる。

自分の気持ちに封印しなければならない時もある。

思うようにならなくてイライラすることもある。

でも自分から生まれた命から学ぶことは沢山あって、

一人なら経験しなかったようなことを経験させて

もらうこともある。

もちろん、苦労が絶えないなんてこともあるけれど…

それも自分が選んだ人生の一部なのだから。

「覚悟」「覚悟」と固い言葉を並べたけれど、日本の

出生率が低いこととも関係していると思う。

出産・子育てはとても大きなことなのにぶっつけ本番

それに予習も何もない。

きっと昔のよき時代は兄弟や近所の子の面倒をみると

いった事が普通にあったけれど、現代ではそういう

繋がりが薄く、どうしていいかわからない状況に

なってしまうのだと思う。

子育て支援対策として支援金を増額したりしている

けれど…本当にそれでいいのかな?

具体的なことは言えないけれど…何かもっと違う

視点からこの問題を支援してほしい気がする。

子どもを産み育てるということをしっかり考えられる

教育の場を拡げるとか…

 

とにかく、子どもの命を奪うような痛ましい事件が

なくなってほしい。

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