しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

攻めの逃げは大切。

~十人十色~

私がよく使う言葉で、別のブログ(https://ameblo.jp/ya-ya883841/)のタイトルも

「十人十色」

どうしてこの言葉を使うようになったのかと言えば、

娘が精神的苦痛から逃れるために解離性同一性障害

なってから。

多重人格障害とも言われている病気で、自然に治る

ことはなく、心理療法を続けていかないと治らないと

言われている病気。

でも、その娘が普通に学校生活を送れるまでに回復

していたので私は油断をしていたのかもしれない。

この1~2週間…学校生活は何とか頑張ることが

できていたけれど、症状が悪化していて寮での生活が

まともに過ごせていなかった。そして彼女が自分の

精神を保つために逃げた先が彼氏の家だった。

 

私が娘の立場だったら、間違いなく母に「少しは

我慢しなさい!」と一喝されて終わりだっただろうし

娘の精神疾患が無ければ私も同じように言えた。

でも、今の娘の状況は違う。

だから私は何も言えなかった。

 

「逃げることは良くない」と育てられた世代には

なかなか受け入れ難いことの多い今の世の中、

「逃げることも大切」であって、同じ「逃げ」でも

「負けの逃げ」「攻めの逃げ」がある。

大切なことを死守するための逃げは攻めと捉えて

いいと思う。

娘は学校生活は申し分なく頑張ってきて、あと一年

頑張りたいという意思がある。

ただ、寮での生活(集団生活)が厳しくなってきて

精神的に支障が出てきてしまったわけで、生活の場を

寮から変えることで乗り切れる状況にある。

甘やかしているのだろうかとも考え、悩んだけれど

子育てに正解や不正解はないと思うし、精神的疾患が

あれば,尚更それぞれに合わせて対応することが

大切だと思う。

一般的には理解されない状況かもしれないけれど

実の子のように娘の話を聞いて共に考えてくれる

パートナーと一緒に娘がしっかり生活できる状況を

作ってあげたい。

〜それぞれの生き方、それぞれが必要とする環境を

整え、あとは見守る〜

まずは生活環境を整える手伝いに忙しくなりそうだ。

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