しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

自分の物語を生きる

自宅療養中、幸い軽症だったから熱も下がり

部屋にこもっていなければいけないのは

それはそれで苦痛なわけで…

自室でできることをごそごそとやり始めた私。

 

読まずに置いていた本を片っ端から読み漁る中で

ある一冊に目が止まった。

タイトルは

「我慢して生きるほど人生は長くない」

心療内科医の医師が執筆された本だった。

 

・自分が生きる意味がわからない

・どんなにがんばっても

 幸せになれるイメージがわかない

そんな誰かのための人生や

誰かのための感情を生きさせられているような…

自分を肯定できずに苦しんでいる…

そんな人に対しての処方箋的な内容だった。

 

きっとこの本を買った時の私は

今と違って自分の事も子育ても仕事も

何をどう進めていけばいいのか

全然わからなかったんだと思う。

恐怖と支配から逃げるように辿り着いた土地は

見知らぬ土地で風習も言葉も微妙に異なっていて

自分らしくとか…

そんなことを言ってる状況ではなかった。

ただ周りの流れに合わせて生活する…

それだけで精一杯。

でも、どこかで我慢を感じていたから

この本に手を伸ばしたのかもしれない。

 

〜自分の物語を生きる〜

それは自分の感覚(直感)や価値観を信じて

自分の感情を主に生きることで

誰かが困るから…とか、 

自分の本意ではないけど周りがこうだから…とか

周りの感情が主になるのではなく

・自分は良いと思うからこう動くとか

・自分はこう進めたいから…のように

自分の感情を主に生きることを目指した

生き方のこと。

 

きっとみんな何かを我慢して生きていると思う。

でも、それが自身の実になる我慢であったり

時間が無駄にならないものならばいいと思う。

周りのためだけの疲弊する我慢は

自分の時間を無駄にしてしまうように思うから。

たしかに

「どんな時間も決して無駄ではない」

そういう捉え方もあるけれど

私たち人間な与えられた時間は無限ではない。

そして時間は目に見えない。

いつ何が起こるかわからない。

我慢し続けてやっと解放されたと思ったら

〜THE END〜

それはあまりにも悲しすぎる。

 

自分の物語を生きること…

どんな時も自分の意思がすべて…

頭で考える事も大切だけど

心の声に耳を傾けることも忘れてはいけない…

 

一冊の本がそんな振り返りをさせてくれた。

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