読みきれなかった本の中に
「一分間瞑想法」という本を見つけた。
買った当時何だか気になって手にした本だった。
最近はよく言われている「マインドフルネス」
最初に習ったのは…
今から20年前、ヨガのレッスンを受けていた時。
呼吸に意識を向けて心を整えるもので
レッスンの時は集中できるけど
いざ帰宅して家で…となると集中できなかった。
特別なトレーニングと同じ感覚で捉えていた…
だからかもしれない。
それでこの本を見つけて手にしたんだと思う。
心を整えることが大切なことはよくわかるけど
いろんな雑念が邪魔をする。
自分には集中力が足りない…
そう思ってしまうこともあった。
でも、少し取り組み方を変えればどう？
少しずつを習慣化させることは
最初は大変だけど身につけばクセになる。
そう考えると、どんなことも特別ではなく
いかに自分の生活の一部にクセづけるか
…ということを教えてくれる。
そしてこの本の中に
今の自分に必要な項目を見つけた。
それは
「反芻」と「自分責め」
マインドフルネスの反対…つまり
マインドレスネスに偏って
必要以上に過去へ心を向けてしまっていることを
説明しているページだった。
確かに…前を向こうとしているけれど
どうしても過去を見てしまうところがある。
そして過去や自分を責めて反省して…
を繰り返す。
それは自分に自信がないから。
過去と見比べて自分の進捗を確認している…
そうとも捉えられる。
でも、忘れたくて戻りたくない過去の自分と
今の自分を比べるなんて…冷静に考えれば
なんて薄っぺらい思考だろう…そう気づいた。
過去よりも成長していたいという気持ちがあれば
なにも比べることはないのに。
まだまだ自分の心が整っていないこと…
過去に囚われていること…
いろんな事に気づかされた。
これもウイルスによって与えられた時間によって
気づかされた。
思わぬ療養期間に感謝かな。
あと数日…身体だけでなく心も整えておこう。
