北海道は酪農王国…
移住当初は珍しく思ってみていた道路沿いに
牛舎がある光景も今では普通になってきている。
そんな私の目の前に
テレビ内の映像ではあったけれど
牛の出産の場面が現れた。
獣医が牛の体内に腕を入れて確認し逆子と判明。
ロープを使っての分娩に目を奪われた。
仔牛の平均体重は40㎏位だけれど
それが逆子で生まれてこようといていた。
人間でも逆子の場合は
ほぼ開腹による出産になる。
しかし、牛の場合はそういうわけにはいかない。
巨体の母牛も逆子の仔牛も
そして飼育している酪農家も・・・
みんなが一生懸命に命を繋いでいた。
通常出産であったとしても
3者それぞれの体力が必要とされる。
・・・本当に凄い世界だ。
私たち人間はこの牛たちから生乳や肉といった
多くの命を頂いている。
それがどれだけありがたい事であるかを
改めて感じた。
毎日通勤で通る道沿いに
愛らしい仔牛たちの姿も見かけるけれど
今回のテレビを観たことで
より一層愛おしく感じることになるだろう。