トラウマを乗り越えるということは
当人にとっては本当に大変なことで
周りの人にはなかなか理解してもらえない
そんな辛さがあったりする。
私もそうだけど
子どもはもっともっと強いトラウマがある。
親と言えどもなかなか全てを理解できなくて
互いに苦しむ時もある。
苦しみから救いたくてがんばってみても
無意識に自分がトラウマの引き金になる…
そんな事もあった。
「圧のかかる言葉」ってどういうことか
わかっているようでわかっていなかったから
子どもは私の言葉で軽い過呼吸を起こした。
なぜ?
私は気をつけてはなしているはずなのに?
そう思ったけれど…ようやくわかったことがある
それは「言霊の仕業」
気持ちをストレートに出さないようにと
気をつけて言葉を発してみても
想いは言葉に宿る。
だから直接的には言われてなくても
子どもは感じ取って圧を受けることになるんだ。
…そういえば元夫はそういう言い方の人だった…
言霊のことに気づいて解ったことは
私の気持ちはすべて伝わっているということ。
子どものアンテナはとても鋭いから
いろんなことに気がつき過ぎて
僅かな言葉で多くを読み取っているということ。
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そんな子どもが今、あえて北海道を離れて
関西で進学したい言っている。
内心、私は反対だった。
また傷つくことがあれば
助けてくれる人はいない状態をどうするつもり⁉︎
そう言いたかった。
それを感じ取った子どもから出てきた言葉は…
「もう一度…今度は乗り越えたい」
今まで受験で合格してもその環境に馴染めず
辛い思いを沢山してきた。
だからこそ
今まで越えられなかった壁を乗り越えたい…
子どもはそう思っているということだ。
今までを知っているから
行ってほしくないという思いはあるけれど
いつまでもそばで守れるわけじゃない。
いつかは乗り越えなければならないから
今回は見守ろうと決めた。
辛くなったらいつでも帰っておいで!
その一言を添えて応援したい。