自然の贈り物~夕焼け~
季節の移りかわりと夕焼け
3月も3分の1が過ぎようとしています。
今年は本州も春らしくなったと思えば雪が降ったり…と気候不順のようですが、ここ北海道の十勝は少~しずつ順調に(?)春へ近づいているように思います。
最低気温はまだマイナス2ケタですが、最高気温はマイナスからプラスへと上昇し始めて、日照時間も長くなり夕焼けの見られる時間が少しずつ遅くなっています。
そして今日はきれいな夕焼けが見られました✨
この夕焼けもその時々で色に変化が起こるので綺麗な夕焼けに出会えるかどうかはその日「運」です😅
太陽光の波長とは
何気なく見ている空や太陽ですが、やはり「自然」は日々違っています。
通常、朝日や夕日が赤く見えるというのは太陽が低い位置にあることが最低条件だそうです。そして、昼間は高い位置にある太陽が夕方は低い位置に移動することによって、その光が通る経路が大気の中を斜めであることから太陽光の波長の長い光である赤色が私たちの目に届くことで夕日が赤く見えると言われています。
太陽光の波長とは、太陽光の中にある様々な色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫etc…)がそれぞれに持つ波長のことで、その波長の違いや光の散乱によって空の色が様々に見えるようです。
ん~確かに、光の当たり具合で虹色に見える…なんて事はよくあります。
ちなみに、光の散乱とは大気中の酸素や窒素などの細かい粒子にぶつかることで光が様々な方向に反射することで見える光のことだそうです。
綺麗な夕焼けに出会うためには
綺麗な夕焼け(朝焼け)に出会える条件というものを理解しておけば、いい写真が撮れるかも…そう思いますよね。一応、調べた条件は次の通りでした。
1.低い位置の太陽
2.適度な雲量
3.高めの湿度
4.適度な大気の塵
1.日没(日の出)直前直後が一番赤く染まるようです。
2.雲の高さや距離、適度な量の雲が無いと空の染まり方が違ってくるそうです。その雲量というのが50~70%だとか。そう言われても…なかなか難しい…💦
3.大気中の水蒸気に赤い光が散乱することで空が全体的にふんわりと赤く染まるそうです。そう考えると季節的には夏の方が好条件に恵まれやすいということになりますが、雲があれば湿度が低くても空は赤く染まるため、湿度は絶対的な条件とは言えないとか。
4.大気の塵…正直なところ、そこまで判断することは難しいと思います💦しかし、大まかな判断基準として春から夏のほうが大気の塵が多めで、花粉や黄砂も影響するようです。
1~4を総合して考えると・・・重要なポイントは時間と雲の量ということかな🤔
自然の贈り物
毎日365日同じ時間に西の空をみても夕焼けも365日それぞれです。
そして自然は刻々と姿を変えていきますから、綺麗な夕焼けに出会うことができるかどうかはまさに「運」だということです。
人と人の出会いを「一期一会」と表現されるように、自然との出会いも「一期一会」だと思います。
その瞬間、一瞬を大切にとらえたいですね😊