これまで何度となくわが子の事を書いてきたけれど
無事に高校の卒業式を迎えることができた。
精神疾患と向き合いながらの3年間。
一日に何度も人格交代したり…
抑うつ状態になったり…
薬の大量服用や自傷行為…
最初の高校では「強くなりたい」と言って
いきなりソフトボール部に入ったりもした。
転校してからは少しずつ落ち着いて進路も決まり
状態は一気に好転していった。
それでも卒業式に出たくないと言い出したり…
口をきかない数日間を超えての卒業式。
まさに「有終の美」だと私は思う。
「有終」は、終わりを全うすること
「美」は 美しい
わが子の場合は「有終の笑」
嫌だ嫌だと言いながらも笑顔を見せての参加を
私は大いに褒めた。
そして式の後、思い切り本人の希望を聞いて…
食べたい物を食べ、「歌いたい!」とカラオケへ。
5時間もカラオケに行くなんて💦
でも、きっとこんな機会はもうないだろうな。
ドラマや映画のような経験を一緒に乗り越えて
お互い辛くなかったとは言えないけれど
卒業の最後の一日を笑って過ごせた子どもへ…
そして、私たちを見守り支えてくれた方々へ…
心から 〜ありがとう〜