しずく日記

〜ハンドメイド好きな自称ミニマリスト(*^^*)〜

独特な感性 純粋な感性

桜の花は天候によって楽しめるのはわずか。

隙間時間に写真を撮りたくて

ふと車を停めてカメラを向けていたら

もう一台車が来た。

地元の人だろう…と思って挨拶すると

「みんなの桜だから、存分に撮って」

とありがたい言葉が返ってきた。

しかし…

話好きな方で、ずーっと話かけてこられてた💧

実はこの辺りで有名な美術館の館長さんであり

有名な画家さんだった。

そして元教師でもあったという。

私は美術に精通してわけじゃないから

至って普通の会話しかしなかったけれど…

いろんな経験をされていて…

お子さんが病気になってしまった辛さも

家族を事故で失う悲しみも

いろんなことを乗り越えられていたからかな

まるで私の心を読み取ったかのような言葉を

かけてこられた。

 

「大切な人が生きてさえいれば幸せ…

 そう思ったら人生捨てたもんじゃないよ」

 

どんなに楽観的になろうとしても

いつも頭に浮かぶのは子どもの心配。

治るのか…これからどうなるのか…

予想できないことを心配しても仕方ないけれど…

心配してしまう自分がいる。

そんな自分に

「生きてさえいれば…」のひと言は響いた。

芸術家は独特の感性を持っている人が多い。

でも、どこか純粋な部分を持ち合わせている…

だからその感受性を自分なりに表現できるんだと

私は思う。

芸術家に限らず

人はそれぞれの感性を持っている。

それは人によってさまざま。

独特な感性の持ち主は

少数派と言われることもあるだろう。

私はその感性は大切なその人の宝物と捉える。

みんな同じならロボット社会。

独り独りの特性があるからこそいい…

まさに「みんな違ってみんないい」なんだ。

 

どんなご縁かはわからないけれど

本当に不思議な芸術家さんだった。

廃校した校舎を使った美術館…

機会があれば行ってみよう✨

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