あるドキュメンタリーを目にして
思わず座り込んで見入ってしまった。
それは、耳の不自由なご夫婦と男の子の話。
男の子だけは聴こえているけれど
パパとママは聴こえてない…
それでも懸命に子育てをしている。
広大な景色に魅せられて北海道に移住したとか。
大自然の中で
不自由があっても家族が笑顔で暮らしていて…
子育てに不安があっても夫婦で支え合っていて…
なんだか胸が熱くなった。
私は…
子どもが「北海道の高校に行きたい」
その言葉でこの地に来てみて、
そして展望台からの広大な景色に魅せられ
〜ここで暮らそう〜
そう思って辿り着いたっけ。
身寄りもなく、仕事もなく…
移住のお世話をしてくれる数名の方と
子どもを受け入れてくれた学校の先生を頼りに…
今思えば無謀とも言える
たった2ヶ月での移住計画であり決断。
あの時の周りの方々のサポートは
とても暖かくて本当に有り難かった。
それにしても
どんな事があっても移住を叶えようとした
あの時のパワー・・・
今の私からは想像もできないくらいだった。
どんなに不便であっても
わからない事ばかりでも
唯一の家族である子どもとペットたちが
元気で笑顔であればそれでいい…
それくらい単純だけどパワーがあった。
きっと今日のテレビのご家族もそうなんだろう。
病気や事故の影響で
心身のコントロールが出来なくなって
最近すっかり弱気な自分が
とても情けなく感じた。
でも、自分を責めるんじゃなくて
背中を押してもらった気がした。
〜家族で、笑顔で生きていくため〜
1番大切な答えはそれ。
不自由で不慣れで…不安いっぱいでも
家族の笑顔が最優先事項。
自分はもちろん大切だけど
やっぱり支えてくれてる家族あっての自分だから
自分だけじゃなくて
子どもも、パートナーも、愛犬も
みんなを笑顔で支えたい。
家族が笑顔で生きていけるように。
今日のテレビのご一家が
これからも幸せでありますように☺️
