言葉って表現の仕方でイメージが変わる。
例えで言うなら…
「余り物」と「残り福」
同じものでも表現ひとつで変わる。
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職場ではパン作りが未経験な職員と利用者が
練習を重ねている。
焼き上がったパンは…
正規のお値段を頂くには心苦しい時がある。
そんな時
「訳ありパン」
として今まで店頭に並べてきた。
でも私はこの「訳あり」という言葉が
どうしても気に入らなくて。
確かに見た目が良くなくても味は変わらないし
最初から完璧にできるわけじゃない。
みんな精一杯作っているんだから
マイナスな感じで売りたくない。
そして上司と相談して言葉を並べて…
「見習いちゃんコーナー」
そこにはなぜ見習いなのか
どんな商品なのか等のコメントを添える…
そんな素敵な案が飛び出した。
「訳あり」はごめんなさいって感じが強い。
「見習いちゃん」は
見た目がカッコ悪くてごめんなさい…
でもがんばってるので応援してください!
そんな前向きな感じ。
お店担当としては
みんなのがんばりをお客様と繋ぎたい…
応援してもらえることに
感謝できるお店であり続けたい…
その想いをこめて考えた。
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売り上げは大切だけど
お客様も作り手も大切にしたお店が
私は一番だと思う。
お客様も作り手も大切にするお店…
当たり前のことだけど
そこにユーモアも加えた
明るく楽しいお店であり、
元気になれる職場でありたい…
それが私の理想。
いろんな言葉を大切に選びながら
理想を現実に繋げたい✨