見知らぬ土地に移り住んで1年半が過ぎた。
親戚がいる訳でもない未知の世界。
ただ…
精神を病んでしまった子どもの望みを叶えるため
自分の再出発のため
恐怖から逃げるように…
全てを弁護士に託しての移住。
あの時を振り返ると
覚悟の決め方を間違えて飛び出さなかったら
今、私たち親子は
この世に居なかったかもしれない。
わずかな可能性の光を求めて
可能性を見出せる覚悟の決め方ができたから
今、ここにいる。
子どもは解離性障害…
簡単に言えば多重人格障害を発症した。
私も不安症等の診断と顔面麻痺…
そんな状況から逃げ出して
子どもを元に戻したい…
ただそれだけを望んで決めた覚悟。
この一年半も…
辛くて寂しくて苦しくて誰にも言えなくて
子どもと2人極寒の大地に消えてしまいたい…
そう思ったこともあった。
でも…
私たちを苦しめた恐怖に負けたくなくて
とにかく彷徨いながらも歩き続けてきた。
今では子どもの状態も驚くほど落ち着き
くらい快方に向かっている。
私は落ち着いて仕事をさせてもらい
忙しく毎日を過ごさせてもらっている。
一年半かかって
ようやくこの地に根を張ることが出来てきた。
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自分たちを守るため
いろんなことと離れた。
でも…決別すべきこととは決別し、
繋がり続けるべきものとは強く繋がっている。
そして今
素直に幸せな毎日を過ごしてる。
あの時覚悟の決め方を間違えていたら…
そう思うと、覚悟を決めるって…
本当に大切なことだと改めて感じる。
諦めの覚悟じゃなく「貫く覚悟」
やっと自分らしく生きられるようになったから…
素の自分に戻ってきたから…
忙しくても心を忘れることのないように
心の声をしっかり聞いて
自分の想いを貫く覚悟をもって
これからの人生を歩みたい✨✨✨