十勝を舞台にした漫画「銀の匙」
都会育ちの男の子が農業や酪農を学びながら
成長していくという大まかなストーリーしか
知らなかったから4都市で開催される
「銀の匙展」に行ってみたいと思っていた。
そして…ラッキーなことに連れて行ってもらえた✨
連載された漫画の原画と物語と
それぞれシーンの説明や名言が展示されていた。
その物語が面白いことはもちろん
いくつかの名言たちが心に沁みこんだ。
・生きるための逃げは有りです、有り有りです
・逃げたことを卑下しないで
それをプラスに変えてこそ逃げた甲斐があると
いうものです
・答えは一つじゃなくていいんだ 等…
面白いシーンには思わず笑顔になったり…
どこか主人公を自分や子どもと重ねてしまって
思わず胸が熱くなったり…
漫画だけどすごく良い作品で
今更だけど読みたいと思った。
どこか自分たちは移住と言いつつも
「逃げて来た」という思いが心の中にあって
この3年間はずっと苦しかった部分もあったから
ようやく子どもの進路が決まって成人して
落ち着いてきた今、余計に心に沁みたのかな。
一緒に連れて来てくれたパートナーと
こんな素敵な作品を描いてくれた荒木弘先生に
心からありがとうって思った✨